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たどり着いた先に。【銀魂】

第26章 いつのまにか話は進んでて。


サイド

新八「…ん…さん、さん!起きてください!」

「ん…新八くん?」

私は朝新八くんの声で目が覚める。
毎日の目覚めは銀時のドアップ…それが定番となっており私は隣で寝てるであろう銀時に声をかける。

「銀時…朝だよ」

銀時の体を揺すって起こそうとする。
揺すってるものはあるのに銀時とはなんか違う。
それはそうだ。
だって揺すってるのは総悟。

銀時「ちょっとちゃん??それ銀さんじゃないんだけど??
え?ひょっとして昨日総一郎くんに血飲ませてもらったので懐いちゃったとか??え?ちゃんはそんなにビッチだったんですかー?」

「…昨日?」

銀時「なに?覚えてないの?」

銀時は私の前にしゃがんで水の入ったコップを渡してくれる。

「うーん…なんだっけなー…スタッフルームに入った所までは覚えてる。
そのあとは総悟がなんかして…そっから覚えてないや」

総悟「なんでぃ…ひでぇ話でさぁ。
あんだけ俺をあんな感じにさせといて覚えてねぇとは…流石の俺も悲しくなりやすぜぃ」

「え?え??
私そんなに酷いことした??」

総悟「えぇ、しやした。
再現してやろうかぃ?」

総悟はそう言うとソファで水を飲んでいた私に近寄るとコップを私から奪い取ってテーブルの上に置き私の上に跨り馬乗り状態になる。

銀時「はいっ、余計なことはしなくていいんですー!」

銀時は総悟の襟元を掴んで私から離れさせる

銀時『ちょっと沖田くん!なーに再現しようとしてるの、それでが昨日のこと思い出しちゃったりして見なさい…は沖田くんのトリコになっちゃうかもしれないでしょうが!!』

総悟『なんでぃ、そんなこと不安になってたんですかぃ?
そんなもの簡単でさぁ…俺から取られないように旦那が頑張ればいいだけの話でさぁ…まぁ?旦那はもう俺とは年が離れてて若さでは勝てないのが難点ですがねぃ。』

銀時たちはコソコソと何かを話していた。

神楽「ー!!朝はゴリラのお金で豪華に食べるアル!!
準備できたら行くヨ!!」

「はぁーい!」

神楽ちゃんに言われて準備を始めようとする。
まずは店の中をある程度片付けようと思ってゴミ袋をもらいにソファから立ち上がる。

総悟の言っていた昨日のことが気になるがまた聞くことにする。
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