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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第7章 ステラさんの過去


「アオメです、昼食をお持ちしました」


椅子に座り、何かを書いていたマスターはこちらを向いた。



「ちょうど良かった、話したいことがあってな」



机の上に食事並べてから、私は向かいの席に座る。



「今度、運び屋の仕事があるんだが護衛としてアオメも行って欲しいんだ」



そう言って私に紙を渡してきた。



運ぶものが15歳女の子って……何する気なんだろう?

というかほぼ誘拐じゃん……




見れば見るほど謎が深まる案件だが、別に難しくはなさそうだ。



「分かりました、行かせていただきます」



「ありがとう、運び屋なのは庭師の奴らだ。計画を立てる段階から参加しておけ」




と言われたので、私はとりあえず庭にへと出る。




「あ、コルトさん!アオメです!」



庭で脚立に乗っていたコルトさんに話しかける。




「あ、アオメさん!こんにちは。少し待ってくださいね、あと5分ほどで休憩なので…」



そう言って、大きなハサミで丁寧に歯を切っていってる。





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