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殺し屋が執事になってみました。【R18】

第6章 アサシンデビュー


「その格好の方が怪しまれないと思ってな?」



あ、なるほど!と納得していると部屋からメルロさんが出てきた。



ウエストの太いベルトに拳銃と短剣を仕込んだので、準備は万端だ。




「もう出るぞ、準備は良いな?」



私達は返事をして、屋敷を出ると門の前にはマスター達が待っていた。



「アオメは初仕事だな、しっかりな」


「はい、頑張りますっ!」



背中をポンっとマスターは叩いてくれた。



「「「「行ってきます」」」」



そう言って私達はテルターノ家に馬車で向かったのだった。









「いいな、俺たちに失敗は許されない。
一瞬の躊躇が命取りだぞ?」



テルターノ家の屋敷付近に到着すると、ステラさんは私たちにそう忠告してきた。



「アオメ、しっかり頼むぞ?」



私はしっかりと頷き、バイオリンケースを背負い直す。



「それではまた後ほど。どうかご無事で!」



そう言って私は彼らと別れ、1人屋敷に向かう。




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