第1章 刀剣との出会い◎
だいぶ歩いた…………。
当たりを見渡す。
『やばい…………ここどこ…………』
完全に迷子になった…………。暗くてよく見えないし目印になるものが全くのゼロ。来た道を戻ってみるも全部同じに見える…。
『はぁ…………とりあえず休憩………』
一息つこうと、縁側に座った。
日が登るまでには刀剣を1人でも見つけて審神者部屋に戻らないと……。
???「……………………く、ッ…」
縁側の奥の方から苦しそうな声が聞こえた。
刀剣かもしれない……いや、刀剣しかありえない!!!
私は声が聞こえた方向へ向かった。