第2章 小さな刀達◎
バタンと襖を閉めてひとりの世界突入
と、思いきや
ガタンっと大きな音が鳴った傍に
???「はわわわわ、見つかってしまいました…」
第2のキツネが現れた
『クソかわァァァァァ!!!!』
肩乗りサイズなきつねを思いっきり抱きしめる。逃がしはしないこんのかわい子ちゃん!!!
???「あだだだだ!!な、鳴狐ーー!!!わたくしめはここです!!!」
と、キツネがバタバタギャーギャー騒いでるうちに廊下からバタバタと足跡が聞こえてきた。
ちょちょちょ、ちょっと待て隠れよう!!!
また殺されかけるのは嫌だ!!!
よし、ここなら……
???「あ、あの貴方様は誰なのですか」
腕の中でプルプルしながら第2のキツネが言う。
『です。あ、違う。審神者です。』