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俺らのマネは地味子さん。

第10章 SEVEN





ー村上sideー

亮は思った展開になれず、落ち込んでいたが言えてスッキリした表情をしてた。

「亮、地味子に返事書くなら
テレビ見ずに寝とけよってついでに送ってや!」

「おん」

「後、ちゃんと応援してなーって」

「おん・・って、どっちやねん!」

白元からのメッセージで肩の力が良い感じに抜けたメンバー。
それは、俺も同じやった。

「なぁ、すばるが言ってる地味子って誰?」

「ほら、女マネージャーだよ。
地味〜な感じの」

挨拶回りにやって来たTOKIOの長瀬くんと松岡くん。
普通なら俺らが行かなきゃいけないんやけど、メインパーソナリティっう事で2人が楽屋に来てくれていた。

「白元って言うんですよ」

「あー、はいはい!
あの子ね、いい子だね」

合致したのか頷く長瀬くん。

「松岡くん、どっかで白元さんに会いました?」

「おう、亮と一緒にいた時な。
あまり見ないタイプで記憶に残ってたんだよ」

確かに俺らの周りにいないタイプや。

「あの子ね・・
なぁ、あの子俺に頂戴」

・・・はぁ?

「それ、俺も思った!くれ」

「あかん!あかん!
いくら長瀬くん達でもあかんです!!」

どこから聞いていたのか、慌ててすばるが駆け寄って来た。

「え、いいじゃん」

「ダメですって!
地味子は関ジャニのマネージャーですよ」

そう言って、すばるに加勢するヨコ。
そこへ大倉までやって来た。

この3人特に白元を気に入ってるからな・・

「ほんま、言わんで下さい。
櫻井くんまで同じ様な事ゆーてんですから」

「櫻井って翔くん?」

マジか・・
初耳やで。

「あかんやん!
亮、ちゃんと見張っとかなー!!」

「えっ?俺?!」

とばっちりを受ける亮。
白元にとっては、ちゃんと仕事してて亮を見張ってただけやしなー。

「白元ちゃんやろ?
意外と人気やで〜
この前小栗くんに話しかけられてたの見たし」


何それ、俺全て初耳なんのやけど。


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