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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第1章 With Jonah(ヨナ) Act1



「わぁ...」

鏡に映った自分の姿に、アリスは思わず感嘆のため息が漏れた。

胸に眩く光るブルーのペンダントは、今しがたヨナがつけてくれたものである。

大きめのトップはサファイアだろうか、高価そうなそれをアリスは恐る恐る指先で触れてみた。


「...これすごく高かったんじゃない?」

ヨナが先程、意気揚々として帰ってきてみれば、突然化粧台の前に座らせられて、つけられたものがこれである。クレメンス家の財力が打ち出の小槌みたいなものだとしても、こんなものさらっと渡されれば、庶民のアリスは何となく恐縮してしまう。

質問を投げかけてみるものの、愛しい恋人からの返答はない。鏡越しに自分の背後に立つヨナの表情を窺うと、頬を赤らめて目を丸めて硬直していた。

「...ヨナ?」


アリスの呼びかけに、はっと我に返ったようにヨナが瞬く。

「え、ああ。すごく...綺麗だよ。」
「....話、聴いてた?」

明らかにアリスの姿に見惚れていたヨナは、目を伏せ目がちに答えるが、アリスはツンと唇を尖らせた。
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