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《イケメン革命》.Alice. 《夢小説》

第3章 With Jonah(ヨナ) Act2




「……は?」
「スイーツも男も見てくればかりではありませんから、中身があればいいんじゃないですか?…それに、ヨナさんのミルフィーユはアリスなんでしょ?」


可笑しそうに、いやお菓子そうに笑ったエドガーに、からかわれている気がしてヨナが取り敢えず怒ってみようとすると、また遠くから声がした。


「おーい、こっちイチゴあっぞー。」

カイルが室内からひらひらと手を振り、その横でゼロが困ったような顔をしてヨナ達の方を眺めている。


ペラペラとゼロに事の経緯を喋ってしまおうとするカイルに、プンスカご立腹なヨナはアリスの手を引いた。


「アリス、行くよっ!もう、皆好き勝手言ってくれちゃって!」
「ふふ…」


ちょっぴり喧嘩もしたけれど、またヨナとのいつもの日常が戻ったような気がしてアリスは嬉しくて安堵した。

こんな幸せな日々がずっと続くといいな…。


こうして、クレイドルで初めてのアリスのダンスパーティはこの年最高の思い出の一つとなった。








<ワイルドなのも、男らしいのも素敵だけど、ミルフィーユみたいに甘い君が一番大好き。>









Fin
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