第2章 With Ray(レイ)
その夜-----
その日、黒のメンバーは食堂で、豪華な食事を囲んでいた。
「わぁ、美味しそう!」
「白身の魚のカルパッチョに、サーモンとモッツァレラチーズのカプレーゼ、バターナッツのカボチャグラタンだよ。」
「なんかよくわかんねーけど、すげぇ美味そう。」
サラサラに今夜のメニューを答えるルカに、目を輝かせたフェンリルが言った。
「コラ、そこ勝手に食べない。」
「ちょっとくらいいいだろ。」
つまみ食いをしようとするレイの手を、シリウスがパチンと叩いた。
「なーんかもう、こんな風に皆で楽しく食事するのって久しぶりな感じねーっ」
喜ぶセスの方に、皆の視線が行く。