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【イケメン戦国】燃ゆる華恋の乱

第8章 魔王の恋人 / 織田信長





「このまま……抱いてください」


その一言に、信長は目を見開いた。



「しかし、貴様は……」
「大丈夫、です。 私、今抱いてもらったら、すごく安心出来ると思うんです」
「舞……」
「早く……忘れたいんです、あんな男に自由にされた事を。 お願い、信長様……っ」


あまりに必死に懇願するので、信長は舞の隣に寝転んだ。
そして舞に覆いかぶさり、優しく頬に口付ける。


「解った。 貴様は安心して、俺に抱かれてろ」


その言葉を聞き、舞はそっと目を閉じた。

舞の身体は、酷く傷つけられてはいるものの、何とも言えない神々しさを放っていた。
それは何者にも穢されないと主張するように。


信長はその柔肌に唇で触れる。
その感触を確かめるように、舌と唇で愛撫していった。



「あ……んっ」


舞の口から、儚い吐息が漏れる。
肌をまさぐれば、まさぐるほど、舞は良い声で啼いた。

その声に、胸の内は熱く焦がれたが、それを押し込めて信長は優しく囁いた。



「今宵は優しくしたい、あまり煽ってくれるな」
「信長、様……」


その眼差しがあまりに優しくて、舞は、はらはらと涙をこぼす。

唇でそれを受け止めながら、苦笑まじりに信長は言った。


「貴様は泣き虫だな、変わらず」
「すみ、ません……」
「謝るな、そんな貴様も愛している」


信長は腹から太ももへ手を滑らせ、やがて舞の蜜壷に辿り着く。

先程は触っても湿ってさえこなかったが……
今触ってみると、わずかだが水気を帯びていた。


「感じるか?」
「ん……っ、あ、あっ」


ゆっくり指で、入口をほぐしていく。
中指で蜜壷の中を刺激しながら、親指では柔い蕾を擦りつけた。

時間をかけるうちに、蜜壷の入口はすっかりほぐれ、充分な湿り気も帯びていき……


くちゅり、くちゅりと、心地よい水音がし始めた。



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