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境界線。【安室透夢小説】

第18章 二幕:はじまり


くのえside

今日は安室さんと一緒にプラネタリウムに出かけた。
2人でのデートももう何回目になるだろう。

「....プラネタリウム、綺麗でしたね。」

「そうだね。今度一緒に空とか夜景とか見に行くのもいいかもしれないな。まとまった休みが取れたら旅行にでも行くかい?」

「もぅ、安室さんたら行きたいところだらけじゃないですか。」

「それは、 くのえさんといると楽しいし、癒されるからだろ?君は違うのかい?」

「そうですね。私は山登りとかしてみたいです。自然の植物とか、山の空気って美味しいねとか言いながら一緒に歩いて、頂上で安室さんの作ったサンドウィッチを食べて...」

「それもいいね。楽しそうだ。....そうだ、このあとどうする?まだ帰るには早いよね?」

「....うーん。そうだ、駅前に美味しいクレープ屋さんができたの知ってます?一緒に行きませんか?」

「 くのえさんが行きたいならもちろん。」

「やったー。楽しみですっ。」

軽やかな足取りで私たちはクレープ屋さんに向かった。
安室さんと一緒にいるとわたしの小さな悩みなど砂塵のように吹き飛んでしまう。
本当に.....

「... くのえさん?」

「あ、なんでもないです。何食べようにかなぁと思って!」









最近できたとあって人も多く列が出来ていた。

「並びましょうか?きっとお話ししてたらあっという間ですから。」

そう言って2人で列に並んだ。










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