第16章 *写真*と*同僚*
Another side
「ど、どうかされたんですか?!」
缶コーヒーを二本持った風見が急いで駆けつける。
「.........どうだ!可愛いだろ!!」
そう言って降谷は くのえからのメッセージと写真を見せる。
「はぁ....」
「 くのえさんと付き合っていると知られてしまったからな、これからは盛大にのろけさせてもらう!」
「は?!」
風見裕也は尊敬・信頼する上司の少し嫌な部分を見てしまったとスマートフォンを覗いてしまったことを後悔した。
後日。
「....風見、聞いてくれ。週末久しぶりに くのえさんとデートの約束をしたんだ。どこに行くのがいいか...。ロマンチックにプラネタリウムとか..遊園地....いっそスポーティにジムで....」
「....降谷さん!せっかくの俺の休憩時間ひたすら惚気話を聞けと?!」
「当たり前だ。お前にしか話せないんだから。」
「........いい加減にしてください!!」
*写真*と*同僚 * end♡