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境界線。【安室透夢小説】

第16章 *写真*と*同僚*


安室side


はぁ、今日からはしばらく くのえさんには会えないのか。
くのえさんにも申し訳ないし、こういう時にとてつもなく不安になったりする。


でも、なんだかんだいって写真も撮らせてくれたし、連絡してくれるっていってたし、我慢ばかりさせて くのえさんには頭が上がらないな。

「...降谷さん。おはようございます。」

自分のデスクに着くと風見に声をかけられる。

「あぁ、おはよう。風見、例の書類だが、お前のデスクの上に置いておいたから、備考の部分付け足し頼む。」

「はい、わかりました。」

はぁ、切り替えろ。降谷零。
今からは警察庁警備局警備企画課ゼロの降谷零だ。






























昼休憩に入る。
書類の山もやっと区切りがついた。
だが、他にもやることは山ほどある。
........はぁ。このデスクに座って仕事をすることも前はさほど苦でもなかったんだがな。
くのえさんと知り合って深く関わるようになって、お付き合いすることになって、、
ここで仕事していても、休憩時間や、一息ついた時、つい くのえさんのことを考えてしまう。

スマホを開き昨日一緒に撮った写真を眺める。
はぁ、癒される!!!
一緒に撮ったと言っても俺は手しか写っていないけど。
俺の腕に抱きついている くのえさんとの写真。
..... くのえさん、意外とグラマーだったな。
肘のあたりに当たった柔らかな感触。



ブーッブーッ


スーツのポケットの中に入れていたスマホが震える。
メッセージの受診履歴をみると 結城 くのえと表示されていた。

.... 今は学校のはずじゃ..。
メッセージを開く


【安室さん、今はお昼休憩中ですかね?
お仕事頑張ってますか?
安室さんがお仕事頑張って早く会えるように、これから私の気まぐれで写真を撮って送るって決めました!
まずは1枚目です。お仕事ふぁいとです^ ^
添付ファイル1____】
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