第11章 Kept you waiting, huh.
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園長『え~、今日で、智也くんとはお別れする事なりました。
皆さん、元気に笑顔で見送ってあげましょうね。ほら、潤くん、泣いてばかりでは智也くんも悲しいですよ。』
旬『仕方ないさ。だって、智也を引き取るの警察のスゲー上のヤツなんだろ?
そしたら、一生俺らとはもう関わらない生活になるんだからさ。』
潤『ぐすっ…… 僕っ………ともくんと離れたく、…ないっ………ぐすっ
一生会えないなんて……っやだっ』
すると、すたすたと側まできた長瀬が松本の事を抱きしめて頭を撫でて言う。
智也『ばかだな。 今の時代そんな事あるわけないだろ。
いつだって会えるし、連絡だってとれるし……
僕たちはずっとずっと友達だよ。』
ほら、と小栗の方にもおいでと促すと三人で抱き合って涙を流した。