第3章 Contact of carefully
櫻『どうした?』
松『いや……悪い……… 何か思い出したのかな………
そいつさ… 組の抗争に巻き込まれて死んじゃったんだ。 って………こんなこといきなり言われても困るよな……』
そう言うと、櫻井は何か考えているように少し沈黙していたがすぐに首を振って松本の髪をすくようにして頭を撫でる。
櫻『で……、その人の事… 今でも……?』
松『いや……そんな事ない……とは 思ってたんだけどな……
ふっ。泣いたりして…すげえカッコ悪いな俺……。』
そう言うとまた櫻井の唇が合わさり、体を優しく撫でて刺激してゆくとまた松本からは声が漏れる。
櫻『カッコ悪くなんかないよ。
今だけは……俺が忘れさせてやるよ。』