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闇鍋ぱーりー!2

第2章 【松】おそちょろ生態観察日記


「デート、しよう。チョロ松」
再び云えばチョロ松は顔を上げた。
軽蔑したような冷たい視線を想像したが予想外にチョロ松は真っ赤に染まり怪訝そうな目でこちらを見てくる。

オージーザスクライズドスーパースター。
カラ松みたいな言葉が脳裏に浮かんだ。

いやだって、無理でしょ。
何この顔?!

目なんか若干充血して潤んでるし意外に白い肌が真っ赤だし。
いや、うん、シコ松だから、『デート』なんて言葉に慣れてないのかな?!
いやもうこれダメだ。
可愛い。
うちの弟可愛い。

そういや昔から何か俺に付き合ってくれるのチョロ松だけだし。
いやまあ、逃げ遅れたって話もあるけどネ。
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