第5章 A × S
A side
翔ちゃんが苦しそうに話してくれて 、翔ちゃん1人で戦っていたんだなって 。
だから 、抱きしめた 。
1人じゃないよ 。ここにいるよ。って意味を込めて 。
それから翔ちゃんは 泣き疲れて 眠ってしまったみたい 。
とりあえず翔ちゃんを抱っこして俺の家に連れて帰った 。
ベッドに 寝かせたら その反動で翔ちゃんが起きちゃったみたい 。
S「うぅ…ましゃ…き…」
ふふっ 。翔ちゃんたら 、呂律まわってないし 目がトロンとしてて可愛い 。
「なぁに?翔ちゃん 。」
そう言って近づくと 、グイッと襟元を引っ張られ 、深いキスをされた