第5章 A × S
S side
俺が目を開けた瞬間 、まさきが バッと起きて
A「翔ちゃん!ごめんね 。おれがちゃんと気づいてあげたら…」
雅紀は謝るようなことしてないの 。
俺が 弱いだけなんだ … 俺が…
「まさき…おれ…」
俺が弱いんだ そう言おうとしたけど 、泣きそうになったからやめた。
ここで泣くと 、雅紀は困る 。だからやめた。すると雅紀は察してくれたのか
A「言いたくなったら言って? 翔ちゃん 、具合はどう?」
と言ってくれた
熱っぽさは残っているけど
「うん… 少し 体がだるいけど 大丈夫 。ありがと。」
A 「リーダー達呼んでくるね」
そう言って雅紀は 出ていってしまった。