第5章 A × S
俺は ただひたすら 翔ちゃんの手を握って 名前を呼ぶしかできなかった。
「翔ちゃん!翔ちゃん!ねえ!」
O 「相葉ちゃん、落ち着いて 。松潤、スタッフ呼んできて 。ニノ、相葉ちゃんについててあげて 。」
M N 「わかった」
「翔ちゃん!翔ちゃんどうしたんだよ!翔ちゃん!」
N 「相葉さん、落ち着いて 。翔ちゃん 大丈夫だから 。ね?大野さんに任せよう?」
そう言って背中をさすってくれた 。
やがて、松潤の呼んできてくれたスタッフに連れられ医務室へ 。医務室までは リーダーが付き添って 、俺が落ち着くまで楽屋は 俺と松潤のニノだけ 。
リーダーが楽屋にきて 、
過度の疲労とストレスからくる熱などが原因だと 聞かされた 。
俺は情けなくて 、翔ちゃんのいる医務室へ走った 。
医務室に入って 、ひたすら翔ちゃんの名前を呼んで謝った 。
いつの間にか寝ていたみたい 。