第2章 下準備!
何個か作った所で、月海はちょっと様子を見回る事にした。
一期や骨喰、鯰尾は真面目に作っている。
月海「どう?結構疲れちゃう?」
一期「今日は出陣もありませんでしたし、いい運動になりますよ。」
骨喰「確かに体を動かせるのはいいです。」
鯰尾「後でどう戦うか考えながら作ると楽しいです」
と3人は意外と楽しんでいる模様だった。
次は東軍の方に近づく。
真ん中あたりまで来た時、ドーム型の何かが見えた。
月海「…。やな予感。」
近ずいてぐるっと見ると入口がある。
中を覗くとそこに、和泉守、清光、大和守、そして何故かにっかりがお茶を飲んでいた。
月海「うぉい!なにしてるのかな?」
和泉守「かまくらだな。」
大和守・清光「かまくらだね。」
にっかり「かまくらです。」
月海「そんな事は聞いてません!」
雪合戦に邪魔になりそうな位置に、何を作っているんだとため息をこぼししつつ
月海「お茶飲んだら、撤去で(汗)」
と、無駄だろうなぁと思いながら告げる。
清光「えー!隠れられて良いのに!!」
月海「いや、狙い撃ちでしょ!入口一つだけなんだから!!」
和泉守「それもそうか。」
しっかりして下さい…。