第2章 下準備!
短パン組がお着替えの間にも準備は進む。
光忠や一期に手袋を渡しながら、はたと小狐丸を見た。
あ!ヤバい。短パンもだけど、ここに胸の当たりが寒すぎる人が居たわ…と月海は思った。
月海「小狐丸、絶対寒いから!ちょっと待ってね!」
ダンボールを漁ると、ポンチョになっているストールを発見した。
月海「よし、これだ。小狐丸ちょっと頭出してくれる?」
すぽっ!
素直に頭を出した小狐丸はストールを被らされた。
小狐丸「ほうほう。」
着せられたものをしげしげと見ている小狐丸に、光忠が近ずいて来て
光忠「後コレ。雪は冷たいからね、準備は万全にね。」
と言いながら手袋を渡した。
清光と大和守がじゃれ合いの間にマフラーが絡まってしまい、一期が解くのを手伝ったりしてちょっとアクシデントありーの。
和泉守が意外と赤いマフラーが似合う事が判明した辺りで、短パン組のお着替えが完了しいざ庭へ!
わらわらと皆が出て行くのを、見学組の刀剣男士達が見守っていた。
にっかり「さてさて、どんな戦場を作るのかな?」
歌仙「何だか思いの外大袈裟になった気がしないでもないね。」
へし切「お休みの日も、本丸で演習とは。主様は出来た方です。」
長曽祢「はは、ちょっと違うんじゃないか?遊びだろう。」
倶利伽羅「………。」