第4章 副会長の仕事
朝練は平和に終わり今はお昼休み
え?授業はどうしたかって?
もちろんサボった←
いつも屋上にいるんだけど、お昼になるとバレー部のみんなが来る
あ、そういえば2年の名前知らなかったな
及「花音ちゃん、2年の名前知らないよね?てわけで、自己紹介しようか!」
「え、あ、うん。私からね。えっと、一年の花谷花音でーす。好きなものとかは省略で。知りたかったら聞きに来てね。みんなに対してタメ口だけど慣れてね。あと名前で呼ばせてもらうよ」
矢「(なんか不思議な子だなぁ)矢巾秀だ!好きなものはいくら丼!花音って呼ぶな!よろしく!」
渡「渡親治です!好きなものはゆで卵!俺も花音って呼ぶね!よろしく!」
及「で、本当はもう一人いるんだけどなかなか部活来ない子でさー」
「京谷賢太郎だよね?私の幼なじみだよ。大丈夫賢太郎はそのうち来るよ。言っとく」
え?初耳?
当たり前じゃん初めて言ったんだから←
十「花音って人脈広いよね」
「気のせいだよ。そんなことは置いといて←
十愛、今日はたのんましたよ」
十「おうよ!」
本当頼もしい限りだよ
さすが私の親友。うん。
「会長、今日の生徒集会って何時から?」
及「うん?えっとねー、5、6時間目なんだけど、5時間目の前半は表彰集会だから、それが終わり次第、かな」
「あーうんわかった。ステージ脇かここにいるから終わったら迎え来てー」←
及「えー?もう、しょうがないなぁ」
花「及川まんざらでもないって顔してるぞー」
松「本当は頼られて嬉しいんだろー?」
及「そそそそんなことないしぃ!?」←
岩「こう言ってるけど及川案外花音の事気に入ってるからな」
及「ちょっと岩ちゃん!?何言っちゃってんの!?」
え、会長が私を?ナイナイ
というかもしそうだとしたら・・・
「うわキッモ」←
及「ねぇ泣くよ!?」
勝手に泣いてろし←
及「あ、それよりも花音ちゃん!男バレのマネージャーにならない?」
「え」
及「朝の事とか見ててさ、花音ちゃんしっかり仕事してくれて、助かったんだ!どう?」
私がマネージャー・・・
少し、少しだけ、楽しそうって思った
「・・・わかった。やる」
及「本当!?ありがとう!」
・・・お礼言われるのも、悪くない