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大野くんの秘密ごと…

第8章 こたえたい…





おと「おはよー。あれー!?」


起きてきたおとの目に飛び込んだのは、

自分の家で朝ごはんを食べる翔くん。



櫻井「おとちゃんおはよー!」


「おはよ!トイレ行ってきてね。」



おと「おはようございます。

あれー?」


あれー?と言いながらトイレに行ったおとの

後ろ姿がおかしくて、

2人でクスクス笑った。




おと「櫻井さん昨日バイバイして

戻ってきたの?」




櫻井「そうだよー?

おとちゃんのお母さんに会いたくて

戻ってきちゃった!」



恥ずかしいです。



おと「え、でも、お母さんは


おとちゃんのお母さんだから…」




不安そうなおとに、


櫻井「大丈夫だよ!

おとちゃんからお母さんを

取ったりしないから!


それとね、櫻井さんね、


おとちゃんのおとうさんになりたいんだ。」





おと「おとう…さん?」


「翔くんっ!」



櫻井「そう。おとちゃんと

のこと守りたいんだ。」



おと「お父さんっ!!いえーい!!」



「えっ?」



おと「お父さんができた!

嬉しいー!!」


わかってるのかな?


無理してるのかな?


櫻井「あ、そろそろ俺行かないと!

おとちゃん、行ってきます!!」



「行ってらっしゃい!」


おと「行ってらっしゃーい!」




マンションの下に止まった車に乗り込み、



翔くんは仕事に向かった。









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