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大野くんの秘密ごと…

第8章 こたえたい…




テレビ局に着くと、


大野さんは「じゃあ、またね!」と言って


帰って行った。



その後の撮影は全然ダメで、


遅くまでかかってしまった。



「おと…ごめんね。」






家に帰って佐々さんにお礼を言い、



寝ているおとの頭をそっと撫でる。





大野さんに迷惑かけてしまった。



私は思い切って大野さんに電話した。



大野「もしもし?大丈夫だった?」



その言葉を聞いた瞬間、


涙が出て来てしまった。



でも気づかれないように平静を装う。



「っ…はい。私は大丈夫です!


大野さんは…?」



大野「ははっ、よかった。


俺は…まあ、写真とかネットニュースとか


結構な騒ぎになっちゃってて、


事務所から呼び出された。」




えっ…



「それで!!ど、どうしたんですか!?」


大野「たまたま通りかかっただけって


話したよ。コメントを載せてもらうことに


なったから。」




「コメント…?」


大野「人だかりが出来ていて、

見に行ったらちゃんが

揉みくちゃにされてたから

助けたって。だって本当のことじゃん!笑」




「ま、まあ、確かに…!

嵐のみなさんには…」



大野「ああ、みんな知ってる!

怪我しなくて良かったけど、

ほんとに気をつけてよね…。



おとちゃんのお母さんは

一人しかいないんだからさ!」




ドキッ








「そ、そうですよね。


軽率でした…。

大野さんも怪我されなくて

良かったです。写真はごめんなさい…。」




大野「あ、うん。


落ち着いたかな?このことは


気にしないで!今日はもう

ゆっくり休んでね!」



「はい…ではまた。」








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