第7章 ドラマの中の私。
バラエティーの撮影もどうにか終わり、
気づけば夜の23時。
急がなくちゃ!!
大野「あ!あのさ!ちゃん!」
「…は、はい!」
カバンを持って慌てている私に
大野さんが声をかけてきた。
大野「急いでるなら送ってく!
ほら、こっち!」
「え!?あ、はい!ありがとうございます!」
ありがたい!
あの時のような恐怖心は
大野さんに対してなくって、
今は変にドキドキするだけ。
え、なんで?
ドキドキってさ、
変じゃない?
エレベーターで駐車場に向かい、
後部座席に乗り込む。
大野「隣でいいのに笑
よし、行くよー。」
「だって…!よろしくお願いします!」
大野さんの車に乗り、
自宅へと向かう。