第3章 恋はじめます
「高崎さん、まっちゃん、行ってきます!取り戻して来ます!栞との明日を!泉、この日記借りてくな!それと、高崎さんの手帳と、まっちゃんの携帯も。」
ーからなず助けるよー
そして、俺は、彼女と出会った丁度3年と半年前の過去にやって来た。
今全て繋がった。
確かに彼女の不思議な力は16歳でなくなってしまっていた。
でも、ありがとう。
救うチャンスをくれた不思議な不思議な女の子。
多分だけど、その女の子は……
「おーい!まこくん、……ボーッとしてどうしたの?」
「……え?あ、ごめん…しあわせにひたってた!…夢の中でも俺に会ったんだろ?ロマンチックだなって!
」
「……そういってくれる人、少なくてさ。嬉しい!ありがとう!」
「……どうしたしまして」
言うさ。俺は、何度もその不思議な力に助けられたんだから。
たがら、今度は俺が助ける番だよ!