第5章 声が出ない、声を出さない
日直「きりーつ、礼」
ありがとうございました。
もう、お昼の時間。
茜「さくら、あきら、ご飯食べよ!」
英「うん。屋上に行こう。」
勇「おーい。3人ともー。」
茜「あ、ゆうたろー。屋上か一緒に行くべ!」
茜のテンションが高い…
ガチャ
及「やっほー!さくらちゃん!あかねちゃん!国見ちゃん!金田一!」
岩「クソ川!きたねー!ご飯飲み込んでから言えや!」
うっわぁ。きたない。
流石一先輩。
さて、一静先輩の隣に座って、茜は…ふふ。さりげなく一先輩の隣。しかも一先輩、茜のこと隣に誘うとか、大胆だね!
及「岩ちゃん、さりげなく茜ちゃんを隣に呼ぶとか大胆だね☆」
少しでも徹先輩と同じことを考えていたなんて。最悪泣
あきらはいつも通り。私の右隣。
及「ねぇ、さくらちゃん、喋れなくて不便じゃない?」
櫻「(いいえ。全然平気です。不便なのは徹先輩に突っ込めないところです。)」
茜「いいえ。全然平気です。不便なのは徹先輩に突っ込めないところです。だそうです。」
おぉ。さすが。