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天才少女<ハイキュー>

第10章 壊れていく日常


及川side

古川ちゃんを呼んだのが間違いだった。櫻の戦略に過ぎなかったってことか。

皆固まってる。そりゃそうだよね。あんなことを言うような子じゃ無かったもんね。

及「皆、とりあえず櫻ちゃんを探しに行こう。こんな寒い中あんなセーター1枚で寒さをしのげるような気温じゃないから!」

茜「及川!櫻なら多分仙台駅に行ってると思う!」

岩「茜!どうしてだ。」

茜「昨日かな、櫻が東京に行くみたいなことを誰かと話してたの。仕事じゃなくて。」

及「じゃあ!仙台駅に向かおう!仙台行きのバスがもうすぐ出るはずだから!」

茜「6時に仙台駅だと思います。多分6時半のチケット買ってましたから。」

ありがと!
それだけ言ってはやくバス停に行かなきゃ!

及「ねえー岩ちゃん」

バスに間に合ってよかった。来たのは俺と岩ちゃんと顔を真っ青にして心配してる国見と金田一、マッキーとまっつんもいる。ま、多分このメンツで行くと思ってたから別にいんだけどね。

岩「なんだよ。」

及「櫻ちゃんが知ってたのは意外だったよね。」

岩「あぁ。」

勇「国見、落ち着け。櫻は大丈夫だから。」

英「うん…」

国見ちゃんあんなこと言ってるけど本当は心配なんだよね。櫻ちゃんのこと。嘘をついてまで櫻ちゃんを傷つけたのは許し難いけどそれは俺たちも一緒だからね。
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