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合同企画 青フェス‼(黒子のバスケ)

第2章 SUMMER RAIN


は青峰が小学2年生のとき、いつも遊んでいたバスケチームに加入してきた。
その日、青峰は彼女から目が離せなかった。
彼女は中学2年生にもかかわらず、女なのに、大人たちに負けないくらいバスケが上手かった。

『俺、青峰大輝。すげーじゃん!』
『ありがとう。大ちゃんも、ちっちゃいのにすごいね』
『…小さいって言うな』

照れたようにはにかんだ彼女の笑顔が可愛かった。

空が茜色に染まっても飽きもせず、彼女とバスケばかりをしていた記憶に彩りが戻ってくる。

青峰が4年生のとき、は高校で部活を始めた。
青峰は、帝光中に入学してから毎日ハードな練習に明け暮れた。
2人が会ったのはおよそ3年ぶりだ。







会えなくなり気が付かされたのは、
に会いたいと思う気持ち。
好きという感情。









「大ちゃん、だよね。久しぶり!わぁ、体、大きくなったね」

体は女性らしく膨よかになり、短かった髪は胸の辺りまで伸びている。
化粧を施しても、はにかんだような笑顔は出会った頃から変わらなかった。
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