第3章 いざ!E組へ……
私は学校に着いてから、すぐに理事長室へと向かった。
…コンコン……
「どうぞ。」
『失礼します。おはようございます。』
「あぁ。おはようございます。どうだい?今の気持ちは。」
『気持ち?いや、特には何も…』
まぁ、言うとしたら、楽しみかな?
「そうですか。……では、これを君に渡します。」
そう言って理事長が差し出したのはナイフと銃と銃弾だった。しかもナイフは緑色で銃弾はピンク。
……ゴム製?
『理事長、これは…?』
「奴を殺せる唯一の手段、ですかね。」
唯一……
『そうですか。わかりました』
「では、行きましょうか。」
『はい!』
私と理事長はE組のある旧校舎へと向かっていった。