第3章 いざ!E組へ……
今日もいつもと変わらない朝。
ただ1つ違うのは、私が今日からE組の生徒だと言うこと。
「おはよ。」
『あ、お兄ちゃん。おはよ~』
学校へ行く支度を終わらせて朝ごはんに悩んでいる。
『朝ごはん何食べる~?』
何か作れそうなものを探していると、
「俺のはいいから、食べてろよ。」
そう言われた。
『あ、うん。わかった!』
じゃあ、先に食べてよう!
自分の分だけ作って、先に食べた。
『じゃあ、行ってきまーす!』
「うん、行ってらっしゃ~い」
いつも私が先に学校に行く。
あとで会おーね!と思いながら、
私は学校の理事長室へと向かって行った。