• テキストサイズ

赤い姫【暗殺教室】

第2章 突然の報告


学秀side

今日もいつもと変わらない1日を過ごすのだと思っていた……

朝に彼女……赤羽業は担任の先生に言われ理事長室に向かって行った。

赤羽以外のクラスの生徒が全員集まったところで、担任の先生はこう言ったーー

「赤羽業は今日からE組に落ちる。」

少し嬉しそうな顔をしていたが、そんなのはどうでもよかった。

問題はーーなぜ"あの"赤羽がE組に落ちるのか、だった。

赤羽業(なる)は僕が入学当時からライバル視している生徒だ。

どんな教科のテストでも満点を取るほどだ。

ライバル視しない訳がない。

どんな事でも上にいなければならない。

そう思っていた。今も思っている。


ーーーーーーー

結局、赤羽は1限目が始まっても戻ってこなかった。

/ 14ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp