第64章 【番外編】聖夜祭

「ぁ、も、おかしい、はあ、あっん……！！」
後ろから一番深いところまでこつこつとイイところを刺激されると、今までとは比べ物にならないくらいの気持ちよさが襲う。
「あああああああっ！！！！
やあっ、また、またいっちゃう、いっちゃ、や、やらぁっ！！ 」
私が達しているのもお構いなしに、たぷたぷと、肌と水の音が激しくなる。
「はああっ！！やら、きゃあっ！いく、いく…っ！！ひぁぁぁぁっ…！！！」
足元にばしゃばしゃと水がかかり、私の真ん中から出た証だとぼんやりした頭で理解する。
片腕を引っ張れ、ますます深くを抉られて、私はまた我慢できない声を上げながら身体を痙攣させていく。
「ひあ、はあ、あっ、はあ、は、あっ……！！」
身体を流れる電流があまりにも強くて、指先までひくひくと震えてしまう。
「…っ、可愛らしい…。私も、もう…っ」
「あ、きて、はぁ、ジェイドさんっ！ジェイドさん…っ！も、すきぃっ！！すきぃっ！！はあっ！！！」
また仰向けにされると、深い深い口付けをされて、腰をきゅっと子宮口にあてがわれ、中にどくどくとジェイドさんが流れ込んでくるのがわかった。
一滴も溢さないように、脚を無意識に絡めて、激しい舌に答えていく。
「んぅっ！…ん、ふ、ん…」
唇を離されると、糸がふつりと切れて、頭がぼんやりする中で、綺麗な顔が私を見ていた。
繋がったまま、幸せな一夜を過ごそうと、甘い声で言われて、恥ずかしくて嬉しくて、私はお腹の奥がきゅんとするのがわかった。
「まだ、足りないんですか？」
「…ち、ちがいます……。」
「朝まで、お付き合いしますよ？」
「あ、やら、ま、まだ、動いちゃぁっ！」
中で大きさを取り戻したジェイドさんは、楽しそうに笑いながら、また私に打ち付けていった。