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その後、それから

第1章 最終章 始まりの追憶


彼は最初、狂気の勇者であった。


彼は15歳で王都ゼレムの兵団に入隊し、3年間訓練と任務に励んだ。
この世界では天帝アルマの加護の元、人々は穏やかに暮らしていた。兵団とは名ばかりで、主な任務は王都の修繕や巡回、迷子の世話や人探しなど、物騒なものは余り無かった。

しかし、訪れる災厄の夜に世界は豹変する。
その日は友好国ビレニアとの軍事演習が行われていた。
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