• テキストサイズ

彼は私のものにはならない。

第1章 私にあるもの。




それは高校2年の冬。


雪もそろそろ降ってくるようなとき。


『 なにかあったのね 』


『 大事な人が死んだ。 』


どんなに泣いたんだろう。

頬には泣き跡もついている。


『 大丈夫。 』


私はなぜ、このときこんなことを言ったのだろう


『 私があなたをひとりにしないわ 』


どうして抱きしめて、


抱かれたのだろうか




/ 40ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp