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猫丸の恋人は専属SP桂木大地

第1章 猫丸、ダイエットをする!


猫丸
今日も桂木さんに聞けなかった…というか、私から連絡出来なかった。日中はお仕事で忙しいだろうし、夜はお疲れで休みたいだろうし……(´・×・`)はぁ……何やってんだろ、私。もう、フレグランスの事はどうでもいいから桂木さんの声、聞きたいなぁ……


猫丸
やっぱり電話は無理でもメールなら暇な時にでも読んでくれるよね?
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桂木さん

お疲れ様です。
お仕事無事に終わって帰って来たら会いたいです。

猫丸
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今の私にはこれが精一杯。


桂木
しまった!昨夜は残務処理で遅くまで仕事をしていたら、プライベート用のスマホ確認をするのを忘れた。
なんという事だ!猫丸、寂しがっているんだな……俺もまだまだだな……


桂木

元気でやっているか?
こちらは問題ない

いや、違うな。これでは業務連絡だ……今の気持ちを端的に伝えなければ……

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猫丸

全て終わらせたら迎えに行く
俺も会いたい

大地
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そら「あれっ猫丸ちゃん、今日何かいい事あった?」
猫丸「えっ!」
そら「すっごい嬉しそうな顔してる!」
猫丸「そ、そうですか?」
そら「んんん?あ、わかった!班長の熱烈ラブコールで目が覚めたんでしょ!?」
猫丸「ち、違います!!」
そら「本当にぃ〜?」
猫丸「(違わないけど…)」


猫丸
どうしよう……もうすぐ桂木さんの誕生日だけど、プレゼントをどうするか何も決まってない!
私に買える物なんて知れてるし、かといって手作りなんて時間も自身もないし……(´・×・`)本当にどうしよう……(>_<;)


桂木「………」

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猫丸

仕事の予定が繰り上がって今日で区切りが付いた。
急で悪いんだが、今から会えないか?

大地
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桂木「……っ!」(気合いを入れて送信)


ピロリン♪
猫丸「あっ!桂木さんからだ!」
みどり「何て?」
猫丸「仕事、終わったから会いたい、だって」
みどり「予定より早かったね?やったじゃん!」
猫丸「でも、これからみどりとご飯一緒に行こうって」
みどり「そんなのまた今度でいいよ〜!久しぶりに桂木さんに会って来なよ!」
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