第8章 桂木さんも癒されたい！？

‎そら「あれっ、班長は？」
‎海司「何か慌てて帰ったっス」
‎昴「緊急事態…とか言ってたな」
‎そら「まさか、猫丸ちゃんに何かあったとか！？」
‎瑞貴「出産に立ち合ってって言われたのかな？」
‎みんな「はあ！？」
‎瑞貴「犬のฅ՞•ﻌ•՞ฅﾜﾝ♥」
‎みんな「………💦」


そら「昨日は大変だったね！一人で大丈夫だった？」
猫丸「いえ、桂木さんが駆けつけてくれたので平気でした！」
そら「そっかー！で、無事出産したの？」
猫丸「出産？誰のですか！？」
そら「あれっ？犬じゃなかったの？」
猫丸「電気ケトルなんですけど……」
そら「えっ！ケトル？？？」


猫丸「最近桂木さんが変なの！」
みどり「例えば？」
猫丸「オムライスの玉子をふわふわをシッカリ包むのに変えたり、デミグラスソースやケチャップをクリームソースに変えてもいつも「美味しいよ」しか言わないの！」
みどり「猫丸、それノロケって言うのよ……」


猫丸「昴さんチョコどうぞ！」
昴「今年は手作りしなかったのか？」
猫丸「……私には無理でした(´･×･`)」
昴「班長には？」
猫丸「………」
昴「仕方ないな…自分に真赤なリボン掛けてチョコ咥えて待機だ！いいな？」
猫丸「……はい」


猫丸「はい海司、チョコだよ！」
海司「おっ！サンキュー……って！いくら義理でもソレはないだろ！？」
猫丸「えー！でも海司、チロルのミルク好きって言ってたでしょ？」
海司「いつの話してんだよ！？」
猫丸「子供の頃…もう好きじゃない？」
海司「好き…だけど/////」


猫丸「そらさん！チョコどうぞ」
そら「あっ！チョコバットじゃん！懐っつかしぃ〜」
猫丸「ヤンヤンつけボーとプチプチうらないチョコもありますよ？」
そら「マジで〜！？って猫丸ちゃん、駄菓子屋になるつもりとか！？」
猫丸「そんな夢を抱いていた時期もありました」


猫丸
桂木さん、まだかなぁ……
昴さんが「リボン掛けてチョコ咥えて待機！」って言ってたけど、本当にこれで大丈夫なのかなぁ？
さっき、帰宅メール来たからそろそろチョコをスタンバイさせて……(あむっ)あ、このチョコ美味しい！よかった、これなら桂木さんにも喜んでもらえるかな(//∇//)\