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猫丸の恋人は専属SP桂木大地

第6章 桂木さんの好きを数えたら……


猫丸「あっ!お囃子の音が聞こえますよ!」
桂木「夜まで祭りは続いているんだな」
猫丸「ここは静かだから音が良く聞こえますね」
桂木「夜の祭りにも行きたかった?」
猫丸「いえ、今日はお花見を楽しみたいです」
桂木「良かった、俺も今日は君とゆっくり花見をしたいと思ってたんだ」


猫丸「あの、昴さん……(モジモジ)」
昴「何だ、言いにくい事か?」
猫丸「えっと、昴さんにお願いがあるんですけど……」
昴「また、ダイエットか?」
猫丸「(ギクッ!)」
昴「体重くらい自分で管理しろ!」
猫丸「おっしゃるとおりです……」
昴「出来ないなら班長に管理してもらえ!」


猫丸「……」
そら「な〜にしてるの?」
猫丸「(ビクッ!)」
そら「スマホアプリ?」
猫丸「そ、そうなんです……」
そら「クマちゃん?かっわいい〜♡」
猫丸「(^^;)(レコーディングダイエットのアプリとは言えない……)」


瑞貴「手毬寿司、煮しめ、三色団子……」
猫丸「!!」
瑞貴「お花見弁当のメニューですか?」
猫丸「ど、どうしてそれを!?」
瑞貴「スマホとにらめっこしてたでしょう?」
猫丸「わっ!声に出てました!?」
瑞貴「僕、心の声が聞こえるんです」
猫丸「えっ!?」
瑞貴「ふふ、なぁんて」


海司「おっ、猫丸!」
猫丸「何っ!」
海司「!?お前、何イライラしてんだよ!」
猫丸「別にっ!」
海司「別にって……イライラするのは勝手だけど、こっちに当たるなよな!」
猫丸「……ごめん」
海司「何かあったか?」
猫丸「海司………お腹空いた」


海司「飯食ってないのか」
猫丸「……食べた」
海司「じゃあ何でだよ」
猫丸「カフェオレ、飲んでないの」
海司「は?」
猫丸「カフェオレ飲みたいけど、カロリーの過剰摂取だから、飲んでないの」
海司「馬鹿だなお前……カロリー控えてもストレス溜めてたら意味ねぇだろ!」


猫丸「海司の腕、ちょっと見して」
海司「あ?」
猫丸「袖、捲っ……あ、やっぱり服脱いで」
海司「なっ!何言い出すんだ!うわっ!やめろ……」
猫丸「……やっぱり!」
海司「だから、何なんだ!」
猫丸「海司の腕、原始肉みたいで美味しそう……」
海司「お前……重症だな」


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