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猫丸の恋人は専属SP桂木大地

第6章 桂木さんの好きを数えたら……


桂木「昴達が花見を計画していて、猫丸の予定を聞いて来て欲しいって言われたんだが、都合はどうかな?」
猫丸「はい、大丈夫ですよ!」
桂木「アイツらの我が儘に付き合わせてすまない……」
猫丸「ふふっ賑やかなお花見になりそうですね!」
桂木「ハメを外さない様に監視しとくよ」


そら「お花見、来てくれるんだって?」
猫丸「はい、楽しみです!」
そら「オレ、隣でお酌してあげる♡」
猫丸「私は酔わないようにノンアルコールですよ?」
そら「え〜!?つまんな〜い!猫丸ちゃんも呑もうよ!」
猫丸「私より桂木さんを酔わせてあげて下さい」
そら「無理でしょ〜!?」


猫丸「昴さん、お花見の準備で何かお手伝いする事はありませんか?」
昴「自分の分だけでいいから座布団と膝掛けと温かい飲み物と防寒具を忘れるな!」
猫丸「はい!後は何か?」
昴「ギリギリまで仕事をしてる班長を会場まで連れて来る事!」
猫丸「重大任務ですね!?」


瑞貴「可愛いですね」
猫丸「ここに来る途中にたんぽぽが咲いてたから指輪にしちゃいました!子供の頃よく作って遊んだんです」
瑞貴「甘い匂いに誘われて蝶々が集まって来そう」
猫丸「桂木さんも気付いてくれるかな……」
瑞貴「班長なら必ず(^^)」


そら「何悩んでるの?」
猫丸「エイプリルフールの嘘、考えてるんですけど……」
そら「無理に嘘付かなくってもいいんじゃない?」
猫丸「どうせなら皆を驚かせたいと思ったんです」
そら「じゃ、「妊娠しました!」は?」
猫丸「に、に、妊娠!?」
そら「皆、超ビックリじゃない?」


そら「あ〜!班長と猫丸ちゃんがチューしようとしてる!」
桂木・猫丸「っ!」
そら「昴さんから班長を探して来いって言われて来たんだけど、こんな所でイチャイチャしてたなんて、ずる〜い!」
猫丸「イチャイチャって……/////」
桂木「一週間振りの猫丸を補充してるんだ、少し待っていろ」


猫丸「どんな嘘をついたらいいかな……」
石神「貴女は嘘をつきたいのですか?」
猫丸「皆を驚かせたいだけなんですけど……」
石神「驚かせてどうするのです?」
猫丸「その後種明かしして、安心と笑いを……と」
石神「貴女は何もしなくても回りを笑顔にする事が出来るでしょう?」


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