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猫丸の恋人は専属SP桂木大地

第3章 桂木さんから始まる猫丸の日常。


黒澤「先日の写真を現像しましたよ!」
猫丸「あっ!学祭でお姫様の衣装!?」
黒澤「騎士様とのツーショットもありますよ!」
猫丸「桂木さんにも渡したいので2枚下さい!」
黒澤「既に桂木警部は3枚づつキープしてますよ!」


猫丸「桂木さん、見て下さい!学祭の時の写真ですよ」
桂木「ああ、俺も黒澤から貰ったよ」
猫丸「桂木さんの写真、お守りにして持ってるんですよ♡」
桂木「写真じゃキミを守れないから、俺がいつも側にいるよ」
猫丸「でも、桂木さんも胸ポケに写真仕舞ってあるって黒澤さんが言ってましたよ?」


猫丸「今朝、田舎から柚子が沢山届いたので皆さんにお裾分けです!」
昴「いい香りだな」
海司「風呂に入れるのか?」
瑞貴「柚子湯に浸かって長風呂もいいですね」
桂木「…………そうだな」
そら「あー、猫丸ちゃんの入浴シーン妄想してる!」
全員(わかりやすいな……)


猫丸「あっ後藤さん、田舎から柚子が届いたのでお裾分けです!」
後藤「あぁ、有難う」
猫丸「でも食べちゃ駄目ですよ?」
後藤「?」
猫丸「猫ちゃんは柚子を食べるとお腹壊しちゃうから……」
後藤「……わかった」
猫丸「(*´︶`*)ニコッ」


猫丸
今日は雨、止みそうにないなぁ……
今夜はウルトラスーパームーンで晴れてたら綺麗な満月が見れたんだろうな……
手を繋いで夜道をゆっくり歩いて帰り道……「月が綺麗ですね」って言ったら何て答えてくれるかな?


桂木
「月が綺麗ですね」……か。
以前の俺はSPという事を理由に気持ちを伝える事が出来なかった。あの時言った「君を護る」には伝えられない気持ちが言葉を変えた物だったんだ。
今もその言葉に偽りはないが、付け加えるなら「君をずっと護る」になるな。


黒澤「以前プレゼントした桂木警部の写真、見ましたか?」
猫丸「いえ……」
黒澤「おや、まだ見てないですか?カッコイイですよ?」
猫丸「やっぱりアレはお返しします。本人に内緒で見るのは良くない気がするから…」
黒澤「それなら桂木警部に「猫丸さんと一緒に見て下さい」って言いますね☆」


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