• テキストサイズ

【ツキウタ。】ツキノ寮の管理人

第11章 掃除の管理人《後編》





「春さーん。終わりました」


「こはねちゃんお疲れ様!もう少しで出来るから、ちょっと待っててもらってもいい?」



「了解です!じゃあ手洗ってきますね」



「うん、行ってらっしゃい」



私が手を洗って共有ルームに戻ると、もう既に春さんがテーブルに料理を並べていた。



「うわー!!おいしそうです!!」



テーブルにはサラダとコンソメスープ、そしてメインにトマトとモッツァレラチーズのパスタが置かれていた。


やばいオシャンティーすぎる…!!


これカフェとかで1200円くらい出して食べるやつやで…!




「そう言ってもらえると嬉しいな。じゃあ食べようか」



「はい!いっただっきまーす!」



「いただきます」




私はまずメインのパスタを食べる。




「やばい美味すぎる天才ですか」




「あはは、上手く出来てて良かったよ」




「家でこんなにもおいしいの食べれるなんて私は幸せ者です…!!」




「こはねちゃんって、本当に美味しそうに食べてくれるから作りがいあるよね」




「わたし人の作るご飯が大好きなんですよ。どうしても自分だけだと適当になっちゃうし…」




「確かに、人に作ってもらった料理は腕が良い悪い関係なく嬉しいよね」




「はい。なので春さん、ご飯作ってくれてありがとうございます」




「ふふ、どういたしまして」



「洗い物は私がしますので、任せてください!」



「こはねちゃん、ありがとうね」



「いえいえ、せめてものお礼させて下さい」




そして、お昼を食べた後は春さんが食後の紅茶まで淹れてくれた。


至れり尽くせりすぎて、私は終始幸せでしたとさ。



/ 79ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp