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こたつ de ××× Second Season

第1章 こたつ、出しました


和の目が驚いたように見開かれたかと思うと、それはすぐに笑顔に変わった。

「力抜いててね?」

僕は小さく頷くと、フッと息を吐き出し、全身の力を抜いた。

和が僕の足を抱え直し、グッと腰を押し進める。

「…っ、はっ…あぁっ…」

ちゃんと力を抜いてるつもりでも、やっぱり力が入ってしまうのはどうしようもないみたいで、僕の全身を痛みが駆け抜ける。

「サトッ…、力抜いてって…」

そんなこと言われても…

「んっ…分かんな…ぃ…よぉ…」

僕の目に溢れた涙が頬を濡らしていく。

「そんな締めたら…」

そうだよね?
僕が上手に出来ないと和だって苦しいんだよね?

でも…どうしたいいのか…

「あぁ~、もう…っ!」

和が頭をブンッと振って、僕の唇に噛み付くようなキスを落とした。

ねっとりと舌を絡められると、溢れだした唾液が、僕の流す涙と頬で混ざる。

「ん…んふっ…ふぁ…っ…」

和のちょっと乱暴なキスが気持ちよくて、僕の口から吐息が漏れた。
その一瞬の隙をついて和が腰を一気に押し込んだ。

「入ったよ…、全部、入った…」

ほんとに?
僕の中に和が…?

「んふ…、嬉し…」

濡れた僕の頬を、和の手が優しく包み込んだ。
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