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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第21章 小さいだけで天使





『腹減り腹減り〜……って、なんか騒がしくない?』


粟田口の脇差と短刀を引き連れて広間へと来れば、何だか騒がしかった。


厚「なんだ?」


『「じー…………」』


粟田口のみんなと共に、そっと広間の中を覗けば皆わたわたしながら駆けずり回っていた。

おい、朝ごはん食べるって言ってるのに、なんで走り回ってんの…あの人たち……おかしくない?←



蜻蛉切「そっちに行ったぞ!」


日本号「うわっ、チョロチョロし過ぎて手がつけらんねぇ…!」


物吉「あ!御手杵さん!そっちに行きました!」


御手杵「よし、今度こそ……!う、うわぁあ!」


何かを捕まえようとすれば、テーブルに足を引っ掛け派手に転んでしまった御手杵。


『うわぁー……痛そー……』


後藤「おいおい、人事かよ大将…」


鯰尾「鬼ごっこしてるんですかね?」


『え、あのメンバーで鬼ごっこ…?いやいや、ないでしょ……鬼ごっこ好きそうには見えないよ、絶対』


朝ごはん食べる場で鬼ごっこするような…感じではないと思うんだけど…あぁ、光忠に怒られるよ君たち……


獅子王「くっそ…なんであんなにすばしっこいんだよ!」


燭台切「ん?何をしているんだい?朝食の時間だよ?」


ほらほら、光忠が黒いオーラ出してるよ……
本丸のママなんだから怒らせないようにしないと…。


物吉「あ……すみません燭台切さん」


御手杵「いってぇ…あ、虎が……!」


御手杵が転んでる隙に私達が居る入口の方へと、虎がこちらに走ってきた。


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