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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第21章 小さいだけで天使





一期「主、朝ですよ」


身体を揺さぶればもぞもぞと動くが、まったく起きる気配がないなまえ。


一期「なかなか起きないね…」


薬研「よし、いち兄。俺に任せろ」


そう言って薬研はなまえに近寄れば耳元に唇を寄せた。


薬研「大将、起きないと襲っちまうぞ…」


『ん…?襲う…襲う?……ダメだ!!!』


薬研が耳元で囁けば、寝ぼけていたが目を覚ましてバッと起き上がった。
いきなり起き上がったせいで、耳元に近寄っていた薬研の頭になまえの頭突きがヒットした。


薬研「っ……た、大将……」


『あ、おはよう薬研!』


一期「あ、主……朝から元気ですね…」


『一期もおはよう!って、薬研どうしたの?』


目を覚ませば、ちょっぴり頭に衝撃が走ったが、寝起きなためあんまり気にならなかったが…なぜか薬研が自分の頭を押さえながら痛がっていた。


薬研「大将がいきなり起き上がるからだろっ……」


『ん?私何かした?』


私は薬研に何もしてないぞ?
人のせいにするのは良くないな、うん!
あ、もしかしてさっきの衝撃は薬研だったのか?


一期「主が急に起き上がったので、薬研と主の頭がぶつかったんですよ…」


苦笑いを浮かべながら説明をしてくれる一期。

やっぱり私は薬研とぶつかったのか……。


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