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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第20章 癒しの時間





『私は…大丈夫だよ?あ、私がいたら一期眠れないし、私は部屋に戻るね…?』


そう伝えて立ち上がれば、一期が私の腰に手を回して抱き寄せ強く抱きしめてきた。


『えっ…い、一期…?』


一期「主…もっと頼ってくれてもいいんですよ…。ここには、貴女の味方ばかりなんですから…」


抱きしめながら耳元で話してくる一期
その優しい言葉につい、私も一期をぎゅっと抱き返した。


『一期…ありがとう……』


礼を言えば一期は少しだけ身体を離して私の顔を見つめ、濡れた目元を優しい拭ってくれた。


一期「…泣くほど怖い夢を見て、1人で眠れるとは思えませんよ?」


『でも…一期の寝る場所を取るわけにもいかないし……』


一期「……主が良ければ、今日は私がお側に居ます。添い寝、というやつですな」


『えっ……?で、でも…狭くなっちゃうよ?』


一期「構いません、主が安心して眠れるのであれば」


そう言いながら髪を優しく撫でてくれる一期
その優しさに、つい甘えたくなってしまう。


『じゃあ…お言葉に甘えて…、一緒に寝て……?』


一期「はい、喜んで」


そして、一期と一緒に布団へと入った。
隣で寝てる一期はお風呂上がりのせいか温かった。


『一期、温かい…』


一期「お風呂に入ったからですね、きっと。今日はずっと側に居ますから、安心して眠ってください」


そう言って優しく抱きしめながら髪を撫でてくれる。
それがすごく心地よくて、再び眠気に襲われる。


『一期…ほんとにありがとう……』


一期「いえ、主の為なら…」


そんな他愛のない話をしていれば、なまえは自然と眠りに落ちていった。


一期「主…良い眠りを……」


なまえの寝顔を見て、一期は優しく唇へとキスを落とした。
そして一期も、眠りについた。


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