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【刀剣乱舞】懐 か れ た い【R18】

第19章 刀剣だって性欲あるよ





『ふぅ、つっかれた〜……もうダメだ…』


あれから部屋に戻ってくれば、畳の上にごろりと大の字で仰向けに寝転んだ。


『ほんと…刀剣男士が溢れかえったなぁ……この本丸も』


久しぶりに一人の時間が訪れれば、やはり頭に浮かぶのは刀剣男士達の姿だった。

全員を相手にするのは正直疲れるけど、楽しくもある。
なんせ、最初とは違ってだいぶ皆の警戒心も解けたからだ。

今では主と呼んでくれる刀剣男士も殆どで、私としてはとても嬉しかった。


『ふぁ〜……眠い…』


色々考えていれば、つい欠伸が漏れた。
眠気に襲われ、ひと寝りしようかと思えば部屋の襖が開いた。



鶯丸「やぁ、燭台切が作ってくれたきな粉餅をお供に茶でもどうだ……って、すごい格好だな」


部屋に入ってきたのは鶯丸だ。
私の大の字姿を見てフリーズしている様子。


『いきなり入ってきたのはそっちでしょ』


鶯丸「それはそうだが、そんな姿で寝ているなんて想定外だ」


鶯丸は持ってきたお盆を畳の上に置けば腰を下ろした。

私も身体を起こして鶯丸と向き合うように座り直した。


『ちょっと疲れたからゆっくりしてただけ……って、きな粉餅おいしそう…!』


私はお盆に乗ったきな粉餅を見て気分が上がった。


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