第4章 【R18】カンダウリズム(トド松)
「ん…」
「あ、起きた?」
目が覚めると何故かトド松くんがこちらを見下ろしていた。
「トド松くん…なんで、女の子達と出かけた筈じゃ…」
私は起き上がろうと手を下に付く
それでわかった。
どうやら私はいまソファーの上にいるらしい。
この家でソファーがあるのは二階の部屋だけだ。
トド松くんは言う。
「なんで、ってもう夕方だよ?
それに明日は夢花ちゃんの家族のお葬式でしょ
朝早いだろうし
早めに帰ってきて二階に上がったら夢花ちゃんがソファーで寝ていたの見つけてさ、
あまりにも可愛い寝顔だったからつい見とれちゃった」
見とれたって…。
トド松くんは口が上手いな…。