第2章 【R18】エメトフィリア(一松)
まぁ、同じ幼なじみのような存在でもトト子ちゃんの様な美人だったら話は別だったかもしれないけど。
撫でられるのが気持ちよくて私は目を細めた。
「ありがとうチョロ松くん」
すると、背後から軽い衝撃がした。
と、思ったら温かい温もりがして私は驚く。
「じゅ、十四松くん!」
いきなり背後から抱きついてきたのは十四松くんだった。
「へへっ、夢花ちゃん見たらぎゅーってしたくなった!」
十四松くんは柔らかい笑みを浮かべながら言う。
可愛いものにてんで弱い私はその笑顔にキュンときてしまった。