白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第16章 蝶を繫ぐ細い糸
力なく笑う顔からは
気持ちが読み取れないけど
おれにしがみついて来る
姫凪は可愛過ぎて
「嬉しい…姫凪…
あの…ね」
ドキドキして堪らない
『キス、して?研磨…』
触れられた所が
熱くなる
頬を撫でて唇を重ねて
身体をユックリ撫でる
少し熱い
雨に濡れて風邪引いた?
「姫凪…身体辛い?
少し熱い気がする」
身体を離すと
『ううん、全然平気…!
研磨…抱いて…お願い、ね?』
ギュッとしがみついて
姫凪からも唇を重ねてくる