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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第15章 華は蝶を欺き涙で地を濡らす
「姫凪…
こらこら死ぬなァ…」
グッタリとベットに沈む姫凪
このまま起き上がれなく
跳べなくなれば…なんて
まだ考える自分を
必死で嘲笑う。
『鉄朗が離して
くれないからじゃん』
胸に甘える姫凪を
「しがみついたの誰だァ?」
からかうように
唇を奪う
最後だ、と
自分に言い聞かせて。
『ね、鉄朗…あのね…
…私……』
ゴメンな、姫凪。
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